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マルハニチロ、UMAMI Bioworks社と細胞性クロマグロの開発に着手

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マルハニチロ(本社:東京都江東区)は、細胞性水産物の事業化に向け協業しているUMAMI Bioworks Pte Ltd.(本社:シンガポール)と、細胞性クロマグロの共同開発契約を締結し、開発に着手した。2025年5月9日発表した。

UMAMI Bioworks社は、細胞性食品の法整備と市場形成で先行するシンガポールに本社を置き、発表によると既に試食可能な細胞性水産物の開発に成功している。マルハニチロは2023年8月からUMAMI Bioworks社と細胞性水産物の共同研究開発に取り組んできた。

マルハニチロは2010年に民間企業として初めてクロマグロの完全養殖に成功。これまで研究開発を進めてきた完全養殖クロマグロから採取した細胞をUMAMI Bioworks社へ初めて提供し、UMAMI Bioworks社の細胞培養プラットフォームを活用した、細胞培養技術の確立を目指す。

◇UMAMI Bioworks Pte Ltd.
【   所在地  】500 Dover Rd, Level 4 T11A, Singapore 139651
【創設者兼CEO】Mihir Pershad
【  設立  】2020年2月 ※2023年8月にUMAMI Meats(旧社名)からUMAMI Bioworks社に社名変更

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