東急不動産は、シンガポール子会社のTOKYU LAND ASIA PTE.LTD.を通じ、アジア広域での物流投資事業の面的展開を目的とした戦略的パートナーシップをESRグループ(本社:香港)と締結し、その第1号案件として、シンガポール所在の物流開発プロジェクトに参画した。2025年5月8日発表した。
同物件は、シンガポール西部の産業集積エリアの70,000㎡超の敷地に、最新スペックの倉庫棟と自動化コンテナデポ棟、合計141,902㎡を開発する大型物流開発プロジェクトで、2027年竣工を予定する。既にアンカーテナント2社との間で、賃貸借契約を締結済みという。
同パートナーシップは、物流施設、データセンター等のアセットクラスにおいて、アジア太平洋地域(APAC)最大規模の不動産投資マネジメント会社であるESRグループのパイプラインから反復継続的に投資機会を獲得するもので、東急不動産はTOKYU LAND ASIA社を通じ、ESRグループのアジア7カ国(シンガポール、タイ、ベトナム、中国、インドネシア、マレーシア、インド)に所在する物流開発プロジェクトへの投資機会に優先的にアクセスすることで、アジア各国の物流市場において物流投資事業の面的展開を推進する。
◇プロジェクト概要
【 所在地 】シンガポール サンビューウェイ
【 敷地面積 】71,630m2
【建物構造規模】倉庫棟:97,340m2/コンテナデポ棟:44,562m2
【 竣工 】2027年予定
【東急不動産の出資持分】25%