ユーグレナは、マレーシア・ジョホール州において、PETRONAS Mobility Lestari Sdn Bhd(本社:マレーシア)とEnilive S.p.A.(本社:イタリア)と共同で推進する商業規模のバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクトに関して、同プラントの建設・運営を担う合弁会社への出資比率を2025年7月16日付で15%に引き上げた。7月17日の適時開示で公表した。
発表によると、同出資をもってユーグレナは年間約10万KLのSAF(持続可能な航空燃料)及びHVO(次世代バイオディーゼル燃料 )等のバイオ燃料を取り扱うことが可能となる。「上場時より推進してきたバイオ燃料事業の商業化に向けた取り組みにおける最重要となるマイルストーンが達成された」としている。
同プラントは、Petroliam Nasional Berhadの石油・石油化学コンプレックスPengerang Integrated Complex(PIC)内で建設され、2025年よりEPC(設計・調達・建設)を開始し、2028年下半期の稼働開始を予定する。

建設現場の様子(2025年6月時点)