ECブランドの共創型M&Aなどを手掛けるMOON-X(東京都目黒区)は、シリーズBの最終ラウンドにてエクイティとデットファイナンスを合わせて12億円を調達し、総額34億円の資金調達を完了した。最終ラウンドは、新たにシンガポールのPavilion Capital International Pte.Ltd.、SBIインベストメント、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三井住友銀行の計5社からの調達・融資となった。2022年12月1日発表した。
MOON-XはシリーズBで調達した資金をもとに、2022年8月末にベビー&マタニティブランド「kerätä」を展開するケラッタ(長野県塩尻市)の株式100%を取得し、新体制で事業を進めている。
今回、目標として掲げていた30億円以上の資金調達を実現したことで、さらなる共創型M&Aの推進とそれを支える人材の採用を加速するとしている。
Pavilion Capital International社Head, Japan InvestmentsのChee Kong氏は「多様な経験をもつチームにより買収先の価値向上に貢献できることが当社の強みである。今後、海外進出により新たな顧客を獲得できるように我々としても諸外国の同業他社の事例を参考にタイムリーな支援をしていきたい」とコメントした。
◇Pavilion Capital International Pte.Ltd.(パビリオン・キャピタル)
【所在地】シンガポール
【 設立 】2012年
【 概要 】シンガポールを拠点とする投資会社