医薬品・医療機器のニプロ(大阪市北区)のシンガポールの連結子会社Nipro Asia PTE LTDは2022年11月3日、ネパールの首都カトマンズに駐在員事務所を開設した。12月22日発表した。
ネパールの人口は約3,000万人で、透析の無償化など医療制度改革が進んでおり、さらなる市場発展が見込まれているという。
Nipro Asia社は10年以上前から代理店経由でニプロブランドの医療機器を販売してきたが、市場ニーズを迅速にとらえ事業の持続的成長を実現するため、カトマンズに駐在員事務所を開設することとした。
ニプロの担当者はシンガポール新聞の取材に対し「代理店経由の販売は継続する。販売は代理店が行い、駐在員事務所はそのサポートおよびマーケティング活動のみ実施する」と答えた。
◇Nipro Asia PTE LTD Nepal Liaison Office
【 所在地 】ネパール・カトマンズ市
【 代表者 】所長 小林 修誓
【常駐スタッフ数】3名
【 開設日 】2022年11月3日
【業務内容】医療機器の販売