東京都は2019年6月27日、2018年国・地域別外国人旅行者行動特性調査結果を公表した。羽田・成田両空港国際線ターミナル搭乗待合ロビーでアンケートを実施し、回答数14,773票のうち、「東京を訪問した」と回答した12,893票を国籍・地域別に集計した。
それによると、シンガポール人が訪れた場所上位は下表の通りで、トップ3は①新宿・大久保(68.6%) ②渋谷(66.0%) ③銀座(50.8%)――となっている。
外国人全体の訪れた場所上位は下表の通りで、トップ4は (1)新宿・大久保(55.4%)(2)銀座(48.9%)▽浅草(45.0%) (3)渋谷(44.3%)(4)秋葉原(41.3%)――となっている。シンガポール人のトップ3はそれぞれ外国人平均よりも高くなっている。
また、シンガポール人が「一番期待していた場所」トップ3は ①銀座(11.3%) ②秋葉原(10.6%) ③新宿・大久保(10.0%)。「一番満足した場所」は①新宿・大久保(16.3%) ②渋谷(11.3%) ③秋葉原(9.5%)――となっている。
外国人全体の「一番期待していた場所」上位は(1)銀座(11.1%) (2)秋葉原(10.6%) (3)新宿・大久保(10.0%)。「一番満足した場所」上位は(1)銀座(11.5%) (2)新宿・大久保(10.7%) (3)浅草(9.5%)――でシンガポール人の新宿・大久保の満足度は平均に比べ顕著に高くなっている。
旅行中支出額は、下表の通りでシンガポール人は前年に比べ減少傾向にある。シンガポール人の2018年の平均宿泊数は4.9日で、全体平均より3日短い。