電通は2020年6月22日、eスポーツ事業のグローバル推進を目的に、シンガポールのeスポーツ国際団体Global Esports Federation(GEF)と戦略パートナーシップを締結した。同日発表した。
GEFは2019年12月シンガポールで設立された。中国・深圳のテンセント社がファウンディンググローバルパートナーとなっているといい、eスポーツに加え、伝統あるスポーツ団体やアスリートなど多様な関係者により構成し、団体・企業などを有機的に結びつけ、eスポーツのエコシステム確立を目指して活動しているという。
日本からは一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が加盟している。
両者の協業はこれまでなく、戦略パートナーシップ締結により、両者は新たなマーケティングプログラムやeスポーツイベントなどの開発に取り組む。また、JeSUと連携しながら、ゲームタイトルを企画し、宣伝広報や販売、リリースを行う各ゲームパブリッシャーやスポンサー、国際団体等と協働していくとしている。
電通広報部担当者は「運営資金提供や理事会への役員派遣は今後の事業計画次第である。必要性に応じて検討していく」とした。