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日立グループ、シンガポールのHDB住宅向けエレベーター450台納入案件を落札

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日立製作所と日立ビルシステムは、シンガポールの昇降機(エレベーター・エスカレーター)販売・サービス会社Hitachi Elevator Asia Pte. Ltd.を通じて、シンガポール住宅開発庁(HDB)住宅向けのエレベーター450台の納入案件を落札した。2024年7月24日発表した。落札金額は数十億円(数千万シンガポールドル)規模という。

今回落札したのは、シンガポール各地の公営住宅地域に2027年から2029年にかけて竣工する高層住宅向けにエレベーターを納入する案件で、シンガポールにおける日立グループの昇降機受注案件としては2019年、2020年、2022年に落札したHDB住宅向けエレベーター300台を大きく上回り、過去最大となった。

Hitachi Elevator Asia社のスー・ヤット・ハン社長は、「再びHDBより重要な案件を落札できたことを誇りに思う。最新の機能・性能を備えたエレベーターで利用者に安全、安心、快適を提供し、シンガポールの皆さまに対して今後も継続的なサービスとサポートをお届けすることを楽しみにしている」と述べた。

日立ビルシステムの担当者は、シンガポール新聞の取材に対応し、「納入するエレベーターは、中国現地法人の日立電梯(中国)の工場で製造し、海上輸送となる」と補足した。

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