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シンガポール最高裁、デンカ子会社2社に損害賠償約25億円命じる判決

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シンガポール最高裁判所は2020年12月15日、シンガポールの電力小売事業Seraya Energy Pte Ltd(セラヤエナジー社)が、デンカのシンガポール子会社Denka Singapore Private Limited(DSPL社)とDenka Advantech Private Limited(DAPL社)を訴えた損害賠償請求訴訟について、デンカ側の主張を認めず、約3,100万シンガポールドル(約25億円)の損害賠償支払いを命じる判決を言い渡した。デンカの敗訴が確定した。

デンカの発表によると、原告セラヤエナジー社は2014年12月、DSPL社およびDAPL社との間の電力供給契約に関し、契約の期限前解除に対する損害賠償を求めて出訴した。

デンカは、判決の確定を受けて、2021年3月期第3四半期連結決算に上記賠償金額を特別損失として計上する予定。「現在の事業の状況等も勘案し、同判決による今年度連結業績予想の修正はない」という。

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