シンガポールサッカー協会(FAS)は2021年9月28日、ASEANサッカー連盟(AFF)スズキカップ2020の開催地にシンガポールが選ばれたと発表した。
FASはホスト国に立候補し、9月27日開かれたAFF委員会でプレゼンテーションを行った。AFFは翌28日の理事会で、シンガポールはCOVID-19の総症例数が最も少なく、ワクチン接種率も高い(80.1%)ことから、東南アジアで最も安全な国の一つであり、大会をスムーズに運営できると判断した。
大会期間は2021年12月5日(日)から2022年1月1日(土)。10カ国がA・Bリーグに分かれ、総当たり4試合を戦い、各リーグ上位2カ国が準決勝に進出する。準決勝、決勝は2本勝負となる。ナショナル・スタジアムなどで合計26試合が行われる。
シンガポール代表チーム(Lions)の吉田達磨監督は「地元のファンの声援を受けてベストを尽くすことができると信じている。とても楽しみにしている」とコメントした。
キャプテンのハリス・ハルン選手は「(シンガポールが)この重要な大会を開催できることは名誉なことだ。もし許されるならば、ファンには是非ともスタジアムに足を運んでほしい」とコメントした。