Manga Designers Lab(東京都渋谷区、吉良俊彦プロデューサー)と在シンガポール日本大使館ジャパンクリエイティブセンター(JCC)は2019年10月5日(土)〜19日(土)、JCC10周年記念展示会「Introducing Japan through JCC & Manga Design~Communicate JAPAN~」を開催する。
マンガデザインを通じて、日本と日本文化に加え、日本企業が社会に提供できる最先端のサービスとコンセプトも紹介する。また、新たに「動くマンガデザインパネル」を披露する。
オープニングに先立つ4日、JCCでオープニングレセプションが開かれた。
JCCの杉田明子所長は、「マンガは日本の文化だが、グラフィックデザインと結びつくことで、コミュニーケーションの新しい地平を切り拓く大きな可能性を秘めている。展示を楽しんでほしい」とスピーチした。
吉良プロューサーは、「昨年に続きマンガデザイン展をシンガポールで開催できることを光栄に思う。現在、デジタル化の時代だが、デジタル化が進めば進むほどアナログの重要性が際立ってくると思っている。そして国際化が進めば進むほど、日本らしさを表現することの重要性が際立ってきていると思う。アナログと日本らしさを兼ね備えたスーパーコンテンツが、日本文化の中心であるマンガではないかと考えて広告として使えるようにしたのがマンガデザインである」とスピーチ。JCCの歴史と過去のイベントを特集した「動くマンガデザインパネル」が上映されると、来場者からは歓声が上がった。
会場では、15mに及ぶ新作「令和絵巻」などが展示され、来場者は写真を撮影するなどしながら作品を鑑賞した。