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シンガポール・マレーシア、 国境再開に向け相互GLと定期通勤手配設立に同意

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シンガポールのリー・シェンロン首相とマレーシアのムヒディン・ヤシン首相は2020年6月26日、電話会談を行った。

シンガポール外務省(MFA)の6月27日発表によると、両首相はシンガポール・マレーシア間の国境を越えた移動の段階的な再開について話し合った。

リー首相は、国境閉鎖以前に両国間を通勤していたシンガポール人とマレーシア人のニーズに取り組むというシンガポールのコミットメントをあらためて表明し、両首相は両国の利用可能な医療資源を考慮し、両国民の健康と安全を守るために、相互に合意した公衆衛生プロトコルを含めることで同意した。

会談の中で、国境を越える旅行者のさまざまなグループのニーズに対応するため、相互グリーンレーン(RGL)と定期通勤手配(PCA)を設立することに同意した。

RGLは、両国間の重要なビジネスおよび公的目的のための国境を越えた移動を促進する。現在、議論が続いており、両国が相互に合意する必要があるという。

PCAは、 ビジネス目的で長期出入国パスを保持するシンガポール居住者とマレーシア居住者が定期的に母国で短期休暇を取ることを許可するもの。勤務国で3カ月以上連続で滞在した後、休暇のために自宅に帰ることができ、その後の再入国が許可される。

両国政府は、RGLとPCAの運用の詳細を迅速にまとめ、合わせてCOVID-19の状況から両国が安定して回復するように、国境を越えた人々の移動を徐々に促進する他の方法について議論を続けるとしている。

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