名古屋大学は2023年７月１日、シンガポールのスタートアップハブ『BLOCK 71』にシンガポールオフィス準備室を開設した。
BLOCK 71は、シンガポール国立大学（NUS）の起業部門であるNUSエンタープライズによるイニシアチブで、大企業や政府機関との協力的かつ戦略的パートナーシップを通じて、NUS内外でのイノベーションを推進することなどを目的としている。
名古屋大学はBLOCK 71 Singapore初の日本のパートナー大学となる。
名古屋大学は、シンガポールに拠点を構えることで、アジアの教育機関、公的機関、民間企業等と連携し、教育研究、産学官連携事業を推進する。「既に、名古屋大学の教員をシンガポールに配置し、アジアのハブとして、周辺大学や周辺国とも交流している」という。
名古屋大学の担当者はシンガポール新聞の取材に対し、「今年中にシンガポールに法人を設立する方向で検討と準備を進めている」と答えた。
◇名古屋大学シンガポールオフィス準備室
【 所在地 】71 Ayer Rajah Crescent, #02-01, Singapore 139951
【常駐者数】１人（特任教授）