気候変動(低・脱炭素)

EV充電メーカーのプラゴ、シンガポールLTAに景観と普及両立の提案書提出

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電気自動車(EV)充電メーカーのプラゴ(東京都品川区)は、シンガポール陸上交通庁(LTA)に電気自動車充電インフラ市場設計に関する知見をまとめた提案書を提出した。シンガポール政府は2030年までに60,000台のEV充電ポイントを展開する目標を掲げており、LTAは2021年4月中旬、EV充電設備について業界関係者からの提案依頼書を募集していた。プラゴが2021年6月10日発表した。

プラゴの提案書はA4用紙46枚に及ぶ。「景観を損なわない環境に調和したプロダクト」「IoTを利用したEVカーライフスタイルのスマート化」をキーワードに提案した。

プラゴは、インフラとしての充電設備に加えて、IoTやテクノロジーを活用した充電予約システムや、施設とのチェックイン連携サービスの開発に取り組んでおり、EVカーライフスタイルのスマート化も紹介したという。

プラゴは、1934年創業の自動車部品メーカー大川精螺工業(東京都品川区)とデザイン・ブランディング事業を行うセイタロウデザイン(東京都目黒区)の共同事業として2018年設立。製造・デザイン・IoTの力を掛け合わせたEV充電インフラ関連事業を展開している。

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