シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)ヴィーナ・エナジーは2020年8月5日、石川県七尾市で七尾メガソーラー発電所の起工式を行った。9月4日発表した。
事業主体は、ヴィーナ・エナジーと、再生可能エネルギー施設のEPC(設計・調達・建設)に実績がある九電工との合同会社「七尾メガソーラーホールディングス」。両社の出資割合は非開示。
商用稼働開始は2022年12月を予定する。総事業エリア102.78ヘクタール、太陽光発電モジュール11万8,848枚を設置し、年間およそ52,433メガワット時を発電して、最大10,443世帯の家庭に再生可能エネルギーを供給する。総発電容量51MWで、石川県内最大規模の太陽光発電事業になるという。
従来の火力発電との比較で、年間最大3万1,205トンの温室効果ガス削減と約4,900万リットル節水の効果があるとしている。