気候変動(低・脱炭素) 物流・ハブ

商船三井、CNOOC向け新造LNG船“GREENERGY OCEAN”の命名式を実施

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商船三井は2024年5月15日、中国海洋石油集団有限公司(China National Offshore Oil Corporation、CNOOC)が100%出資するCNOOC Gas & Power Singapore Trading & Marketing Pte.Ltd向けの新造LNG船“GREENERGY OCEAN”(グリーナジー・オーシャン)の命名式を中国の滬東中華造船(集団)有限公司(Hudong-Zhonghua Shipbuilding(Group)Co.,Ltd.、HUDONG)で実施した。

GREENERGYはGreenとEnergyを組み合わせた造語で、LNGの安定輸送を通して低・脱炭素社会の実現に貢献したい、という想いが込められているという。

“GREENERGY OCEAN”は2022年1月に締結したCNOOC向け新造LNG船6隻の長期定期用船契約に投入される第1船で、商船三井はCNOOCおよびCOSCO SHIPPING LNG Investment(Shanghai)Co.,Ltdと共同保有する。5月末の竣工後は、CNOOCグループが世界各地から調達するLNGを主に中国向けに輸送する予定。残りの5隻は2024年より2026年にかけて順次竣工予定という。

◇“GREENERGY OCEAN”
【主要寸法】全長299.0m、船腹46.4m、満載喫水11.5m
【 船型 】174,000m3 メンブレン型
【搭載主機】X-DF 2.1 iCER Diesel
【  造船所 】HUDONG
【船舶管理会社】MOL LNG SHIP MANAGEMENT PTE.LTD.

※関連記事「商船三井、中国海洋石油集団と新造2元燃料LNG船6隻の長期定期貸船契約締結

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