シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)ヴィーナ・エナジーは、滋賀県米原市で建設中の米原太陽光発電所(31.65MW)において、三菱商事クリーンエナジーとコーポレートPPA契約を締結した。2024年5月15日発表した。
米原太陽光発電所は、運転開始後、クリーンなエネルギーを年間約8,560世帯へ供給が可能という。
ヴィーナ・エナジー日本代表のラウル・リエンダ氏は、「コーポレートPPA市場へ積極的な参画を通じ、日本の脱炭素社会への転換に貢献していく」と述べた。
三菱商事クリーンエナジーの藤井隆男社長は、「三菱商事グループは、電力事業において再生可能エネルギーを起点とした発電と販売を一体とする電力バリューチェーンの構築を図っている。今回のヴィーナ・エナジーとの協業で、米原太陽光発電所から発電された電力の環境価値を需要家に提供できることを嬉しく思う」と述べた。