気候変動(低・脱炭素)

シンガポールIPPのヴィーナ・エナジー、青森・津軽半島の風力発電所建設着工

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シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)ヴィーナ・エナジーは2020年7月15日、日本国内で初めての風力発電事業となる「中里風力発電所」(青森県中泊町)の建設工事に着手した。総工費は非公表。2021年第4四半期の商業運転開始を予定する。

ヴィーナ・エナジー「中里風力発電所」完成イメージ図

中里風力発電所は設備容量47MW(最大グリッド出力容量36MW)で、日本最高層クラスとなる116.5mのハブ高を有する風力タービンを設置する。

メインコントラクターは清水建設。140人の地元雇用を創出した。最大22,000世帯に電力供給が可能で、温室効果ガスを年間最大65,000トン削減するとともに、約1億400万リットルの水を節約できるとしている。

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