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五洋・鹿島・寄神建設、シンガポールで洋上風力建設用SEP船を建造

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五洋建設、鹿島建設、寄神建設の3社は11月20日、10~12MWクラスの着床式洋上風力発電施設の基礎及び風車の建設用に、1,600t吊クレーンを搭載したSEP型多目的起重機船(SEP船)を共同で建造することを決定したと発表した。投資額は約185億円。

同SEP船保有会社を五洋建設の連結子会社として日本に設立し、3社共同出資(五洋65%・鹿島30%・寄神5%)で運営する。2020年1月に船舶保有会社設立、造船所と建造契約、2022年9月完成・引き渡し、2023年3月稼働開始を予定する。

新たに建造するSEP船は、洋上風車及びその基礎構造の大型化に対応して1,600t吊全旋回式クレーンを搭載し、10~12MWクラスの洋上風力発電施設を効率的に建設できる。

基本設計は世界のSEP船の7割以上を手掛けるGustoMSC社(オランダ)が、建造はマレーシア最大の国際的コングロマリットグループKuok Family傘下のPaxOcean Engineering社(シンガポール)が担当する。主クレーンはオフショアクレーンメーカーHuisman社(オランダ)のクレーンを搭載する。

新SEP船のイメージ図 提供・五洋建設

発表によると、五洋建設と鹿島建設は、それぞれ北九州響灘及び銚子沖で実証機の設計・施工を担う等、着床式洋上風力発電施設の計画、設計、施工に関する実績とノウハウを持ち、寄神建設は海上でのクレーン作業等、豊富な海洋土木工事経験がある。

また、五洋建設は、国内初となる800t吊クレーンを搭載したSEP船「CP-8001」を保有。SEP船の建造ノウハウや施工実績を蓄積しており、2隻目となる同SEP船の建造に生かしていく。

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