丸紅は、グローバルインフラファンドI Squared Capital傘下のシンガポールの再生可能エネルギー事業者であるHEXA Renewables Japan Holdings Pte.Ltd.(ヘキサ社)と、日本国内で固定価格買取制度(FIT制度)対象外の民間自立型のNon-FIT低圧太陽光発電所約1,000カ所(100MW)の販売を目指す合意書、およびそのうち約200カ所(20MW)の売買契約を締結した。2025年2月19日発表した。
発表によると、丸紅が2028年末をめどに低圧太陽光発電所を約1,000カ所(100MW)調達の上、ヘキサ社へ販売、ヘキサ社は発電所のアセットマネジメントを担い、コーポレートPPA契約を通じて需要家にクリーン電力および環境価値を提供する。コーポレートPPAの契約先は、丸紅グループの丸紅新電力が優先的に交渉する予定という。
ヘキサ社は米国のI Squared Capitalがアジア太平洋地域における再生可能エネルギー事業に取り組むために設立した会社で、日本をはじめ台湾やシンガポール、インドなどで事業運営実績がある。
丸紅は、太陽光発電関連事業に参画して以来、国内外における部材調達および施工に係るネットワークを拡大、太陽光発電所の調達において案件精査スキームを体系化している。
両社は、今回の提携により日本国内における迅速な太陽光発電導入実現を目指す。
◇HEXA Renewables Japan Holdings Pte.Ltd.
【 所在地 】シンガポール
【 設立 】2020年
【 代表者 】Chenhua Shen
【事業内容】太陽光発電・風力・その他再生エネルギー事業の開発・運営