JERAは2023年7月28日、2023年度第1四半期(2023年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。
売上収益は、電力販売における収入単価が上昇したことなどから、前年同期比420億円(4.7%)増の9,359億円となった。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、石炭価格下落の影響や期首における燃料在庫の単価影響などによる損失があったものの、燃料費調整の影響による損失が利益に転じたことなどにより、前年同期比1,506億円(540.4%)増の1,784億円の利益となった。燃料費調整の影響を除いた四半期利益は231億円だった。海外・再エネ発電事業の好転などが寄与した。
2023年度通期の業績見通しは、親会社の所有者に帰属する当期利益を前回予想比500億円増の3,500億円とした。ただ、「燃料市況の変動等により、利益が大きく変動する可能性がある」とした。