島津製作所は2025年2月18日、4月1日に豪州の販売会社2社を統合してShimadzu Oceania Pty.Ltd.(SOP)を設立すると発表した。
豪州では、1991年に計測機器の販売会社「Shimadzu Scientific Instruments Oceania Pty.Ltd.(SOPS)」を、1996年に医用機器の販売会社「Shimadzu Medical Systems Oceania Pty.Ltd.(SOPM)」を設立し、個々に事業を展開してきたが、両社をSOPとして統合する。
島津製作所は、新会社SOPを通じて、オセアニア地域において計測機器、医用機器を中心としたトータルソリューションを提供し、顧客の満足度の向上に努めるとともにコーポレートガバナンスを強化していく。
SOPは、島津製作所のアジア統括会社Shimadzu(Asia Pacific)Pte.Ltd.の傘下で、2028年度に約100億円(2023年度比1.4倍)の売上高を計画している。
◇Shimadzu Oceania Pty.Ltd.(SOP)
【 設立日 】2025年4月1日(予定)
【 代表者 】社長 中井努
【 人員 】約130人(設立日時点)
【業務内容】オセアニア地域(豪州・ニュージーランド・太平洋諸島)における島津製作所グループ製品の販売・サービス