気候変動(低・脱炭素)

日揮HD、フィリピンでバイナリー地熱発電所建設P受注、28MWを追加発電

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日揮ホールディングスは2023年8月3日、フィリピン現地法人JGC PHILIPPINES, INC.が、世界最大級の地熱エネルギー企業Energy Development Corporation(本社:フィリピン パシグ市、EDC社)からバイナリー地熱発電所建設プロジェクトを受注した、と発表した。

フィリピンの地熱発電設備容量は米国、インドネシアに次いで世界第3位で、EDC社は約50年間地熱発電事業に従事している。

EDC社が運営するマハナグドン地熱発電所

新設されるバイナリー地熱発電所は、EDC社が保有する既設のマハナグドン地熱発電所で生じる熱水から熱エネルギーを回収し、熱交換により有機媒体等の気体を作ることでタービンを回す有機ランキンサイクル技術を用いたバイナリー発電により28MWの追加発電を行う。

JGC PHILIPPINES社は、この追加されるバイナリー地熱発電所の機電システムなどの付帯設備に関わる設計、機材調達、建設工事(EPC)を行う。

主要発電設備の設計及び供給は世界で約500MWの設備導入実績を保有するExergy International Srl(Exergy)社が実施する。

【 契約先  】Energy Development Corporation
【建設場所】レイテ島オルモック市マハナグドン地区(首都マニラから南東約550km)
【役務内容】28MWのバイナリー地熱発電所の付帯設備に関わる設計、機材調達、建設工事(EPC)役務
【契約形態】ランプサム契約
【受注金額】非公開
【 納期 】非公開

日揮グループは昨年、シンガポールにJGC ASIA PACIFIC PTE.LTD.を設立した。JGC ASIA PACIFIC社は東南アジアの統括拠点として、フィリピン、インドネシア、ベトナム、マレーシアの海外エンジニアリング会社の営業・プロジェクト遂行を支援し、事業拡大を目指している。

日揮ホールディングスの担当者はシンガポール新聞の取材に対し「今回のプロジェクトにおいて、JGC ASIA PACIFIC社は応札中の技術/商務面に係るレビューや承認を行っており、プロジェクト遂行中も必要に応じて助言・支援する予定である。また、今回のプロジェクトではフィリピン拠点以外のエンジニアもプロジェクト遂行に直接関与しており、JGC ASIA PACIFIC社設立により各拠点間で人・ノウハウ・知見が円滑に共有される体制になっている」と答えた。

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