気候変動(低・脱炭素) 物流・ハブ

ダイハツディーゼルら5者、アンモニア焚アンモニア燃料供給船開発で協業

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ダイハツディーゼル、Daikai Engineering Pte.Ltd.、日本海事協会(ClassNK)、Consort Bunkers Pte Ltd、SeaTech Solutions International(S)Pte Ltd.は、アンモニア焚アンモニア燃料供給船の共同検討に関わるMOU(基本合意書)を締結した。シンガポールで開催された展示会「Gastech2023」でシンガポール海事港湾庁(MPA)立ち合いのもとMOUの調印を行った。2023年9月11日発表した。

船舶の脱炭素化に向けてアンモニア燃料の活用が期待される中、アンモニア燃料を供給する船舶についても燃料としてアンモニアを用いることが想定され、人体への毒性や材料に対する腐食性といったアンモニアのリスクに対応し、安全かつ効率的にアンモニアを輸送、他船へ供給、また燃料として使用できる船舶の開発が求められている。

世界最大の燃料供給港であるシンガポールで燃料供給船を運航するConsort Bunkers社、アンモニアをはじめとした代替燃料機関を開発するダイハツディーゼル、東南アジア地域で舶用機器の販売、アフターサービスに携わるDaikai Engineering社、船舶の安全性評価に従事する船級協会のClassNK、代替燃料機関を搭載した船舶設計を行うSeatech Solutions International社は、アンモニア焚機関を搭載したアンモニア燃料供給船のコンセプト設計と、基本設計承認(AiP)発行に向けた検討を共同で実施する。

ダイハツディーゼルは「今般締結されたMOUの下、5者が各々の知見を結集し、船舶の脱炭素の実現を目指した協業に取り組んでいく」としている。

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