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日本郵船、シンガポール国立大学とオープンイノベーションイベント実施

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日本郵船は2019年4月18日、同社グループSymphony Creative Solutions Pte.Ltd.(SCS)がシンガポール国立大学(NUS)のスタートアップインキュベーション事業であるNUS Enterpriseと、海運・物流業界におけるオープンイノベーション推進を目的としたイベントを実施したと発表した。

2月12日開催したイベント「Kopi Chat Deep Dive with SCS - Sailing into Digital Waters」では、日系コンテナ船事業会社Ocean Network Express Pte.Ltd.(ONE社)のJeremy Nixon CEOが基調講演し、海運業界のトレンドやONE社のデジタルトランスフォーメーションの取り組みを紹介。パネルディスカッションにはシンガポール海事港湾庁(MPA)やスタートアップ企業の代表者も加わり、海運産業におけるデジタライゼーションの重要性について、満員の会場からの質問も受けながら活発に討議した。

ONEのJeremy Nixon CEO

また、会場には、ONE社が提示した実務上の課題に対する自由で先進的な発想によるアイデアを募った昨年開催のスタートアップコンテスト「Ocean of Opportunities(O3)Challenge 2018」ファイナリストらの展示スペースも設置。参加者同士の情報交換の場となった。

イベント会場の様子

3月15日開催したイベント「Funding Success in Startups」では、スタートアップ企業の関心が深い資金獲得をテーマにパネルディスカッションを行い、MPAがシンガポール政府のスタートアップ支援について紹介をした。また、「O3 Challenge 2019」の実施要綱やチャレンジステートメントについて説明が行われ、コンテスト参加を呼び掛けた。

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