海上保安庁は2019年4月17日、海上保安大学校の練習船「こじま」の平成31年度遠洋航海計画を発表した。
遠洋航海実習は、実習生が船艇初級幹部として必要な知識、技能を修得するとともに、精神力、実践力及び統率力の練成を図り、国際感覚を養う目的で行われるもので、今年は4月26日(金)に広島県の呉港を出港し、サンフランシスコ、ニューヨーク(以上米国)、ピレウス(ギリシャ)、スエズ運河、コロンボ(スリランカ)を経て、7月18日(金)〜22日(月)にシンガポールに寄港。ダナン(ベトナム)を経由して、8月4日(日)に呉港に戻る101日間、約26,000海里の航海となる。
今年の航海実習では、アジア海上保安機関長官級会合実務者会合が開催されている中で、コロンボに初寄港し、関係機関との交流等も予定する。