日本政府観光局(JNTO)は2019年4月17日、2019年3月の訪日外国人数(推計値)を発表した。訪日シンガポール人数は前年同月比5,611人(14.7%)増の4万3,700人で、3月として過去最高を記録した。JNTOは、春の桜シーズンによる訪日需要の高まりに加え、新規就航、機材の大型化等による航空座席供給量の増加や個人旅行者層へ向けた旅行直前の予約を狙ったプロモーションの効果だと、訪日者数が堅調に推移した要因を分析している。1~3月の累計は、前年同期比9,746人(11.8%)増の9万2,500人。
周辺国では、マレーシア人は前年同月比2,948人(6.2%)増の50,600人、インドネシア人は7,172人(22.1%)増の3万9,600人で、それぞれ3月として過去最高を記録した。
訪日外国人数全体では前年同月比5.8%増の276万人で、2018年3月の260万8,000人を約15万人上回り、3月として過去最高を記録した。