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共栄タンカー、“Challenge Procyon”の譲渡契約終了、メキシコでの停泊続く

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共栄タンカーは2025年8月18日、連結子会社であるKyoei Tanker Singapore Pte.Ltd.が所有する油送船“Challenge Procyon”の譲渡契約が8月17日をもって終了したと発表した。

“Challenge Procyon”は2025年3月21日にメキシコで貨物の荷揚げを完了以降、現地当局からの出港許可が下りず停泊を続けている。Kyoei Tanker Singapore社は、“Challenge Procyon”を予定通りに譲渡すべく、メキシコ当局との“Challenge Procyon”の出港許可を求める協議に加えて、司法手続きも開始したが、8月18日時点においても出港の見通しが立っていないという。

譲渡時期については、譲渡契約に則り当初譲渡期限から30日間の延長がされていたが、延長後期日である8月17日までに“Challenge Procyon”を譲渡することができず、契約に則り8月17日をもって譲渡契約は終了することとなった。

共栄タンカーは、「今回の譲渡契約は一旦終了となったが、譲渡に向けた方針は継続している」としている。

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