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大和不動産鑑定、「シンガポール西部で大型投資継続。倉庫市場は成長期」

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大和不動産鑑定(大阪市西区)は2021年8月23日、DAIWA海外不動産レポート「シンガポール~物流施設~」を公表し、「シンガポール島西部Tuas Mega Port開港に向け大型投資が行われており、物流市場が大きく成長する時期となっている」と強調した。

同レポートは、JTC(政府系機関Juron Town Corporation)の統計から、2021年2Qのシンガポール全域の倉庫の賃貸可能面積が前年同期比25万2千㎡(2.3%)増、また前期1Q比16万8千㎡(1.5%)増の113万9千㎡になったと報告。「前期に引き続き、大半が西部地域での供給となった」「西部地域の供給量は前期1Q比16万6千㎡増の732万6千㎡に達し、シンガポール全域の供給量の約64.7%を占めている」と説明した。

一方で、「西部地域の主な供給予定大型物件はコロナ関連の規制から工事の進捗が後ろ倒しとなっている」と補足し、竣工予定時期について不回答の物件が多くなっている状況も示した。

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