川崎汽船は2020年10月29日、26日3時30分頃(現地時間)ばら積み船「MERCURY OCEAN」が荒天の中、露Boshnyakovo港の沖合で座礁したと発表した。乗組員のミャンマー人20人は全員無事という。
同船は、川崎汽船が船主MI-DAS LINE S.A.(洞雲汽船(今治市)の関連会社)より傭船したものを、さらに香港FULLINKS MARINE COMPANY LIMITEDに傭船に出しており、FULLINKS MARINE社がオペレーターとして運航していた。船舶管理会社はシンガポールのAPEX SHIP MANAGEMENT PTE LTD。
28日1時頃(現地時間)、サルベージ船が現場付近に到着し、直ちに救助作業を開始しているという。
事故の詳細な状況については調査中という。