シンガポール航空とグループの格安航空会社(LCC)スクートは2023年11月14日、2030年までに使用する総燃料の5%を持続可能な航空燃料(SAF)に置き換える目標を設定したと発表した。
SAFは、従来のジェット燃料に比べライフサイクルベースで炭素排出量を最大80%削減できることから、航空業界にとって脱炭素化の重要な鍵になると考えられている。
シンガポール航空は「2050年までに炭素排出量を実質ゼロにするというグループの目標を達成するうえでSAFは必要不可欠。SAFを調達するため燃料供給会社と協議を続けている」としている。