三井化学は2026年1月29日、シンガポールからの一部輸入製品について、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した最適な揚港の使用比率を計算し、千葉県および海運会社、物流業者との協議を重ねた結果、揚港を東京港から中核工場である市原工場の近距離に位置する千葉港へ集約する取り組みを2025年9月より開始し、該当製品の港~市原周辺倉庫の陸送部分に関わるGHG排出量およびドライバー工数を約70%削減することに成功したと発表した。

市原工場周辺への陸送において東京港に代わり千葉港を活用することは、走行距離の短縮や道路渋滞緩和に伴うGHG(温室効果ガス)削減、トラックドライバーの拘束時間の削減が可能となるだけでなく、コンテナヤードの混雑が少なく、ドライバーの待機時間もほとんど発生しないことから、限られたドライバー・車両で大量の輸入品輸送が可能になり、安定した物流体制の構築にも貢献するという。
三井化学は「今後も、千葉港における対象品目の更なる拡大、その他の港の活用検討と併せて、DXを通じた物流ネットワークの可視化による最適な輸送スキームの構築を進め、GHG排出量削減ならびにホワイト物流の推進に積極的に取り組む」としている。