材料メーカーHeraeus Photovoltaics(本社・独ハーナウ)は2019年5月27日、シンガポールに新たにイノベーションセンターを設立すると発表した。東南アジア地域顧客向けの太陽電池モジュールに合った銀ペーストの開発、単結晶・多結晶シリコンセル調整ニーズへの対応に焦点を当て、現在のシンガポールの科学技術センターの研究開発能力を強化する。9月稼働開始を予定する。
Heraeus PhotovoltaicsのMartin Ackermann社長は「アジア特に中国は太陽光発電の世界的リーダーであり、世界最大の顧客はここにいる。研究開発を合理化しローカライズすることで、市場への注力を高め、製品の革新を加速し、販売、研究開発および顧客との間の地域的な連携を促進する」とコメントした。