東日本旅客鉄道（JR東日本）は2022年７月１日、シンガポールのMRTトムソン・イーストコースト線のウッドランズ駅にエキナカ「STELLAR＠TE2」を開業した。
JR East Business Development SEA Pte.Ltd.（JR東日本東南アジア事業開発）が参画する現地合弁会社Stellar SG-JP Retail Private Limitedとの共同エキナカ商業開発で、ウッドランズ駅は同線区最大の商業集積となる。
「STELLAR＠TE2」は、JR東日本が持つエキナカ開発のノウハウを活かし、地域と共に生きる商業施設を目指すといい、７月１日には第一期として16店舗が開業、2022年中の全面開業に向けて準備を進めていく。
JR東日本が持つエキナカ運営のノウハウをシンガポール版にローカライズした「OMOTENASHI Hospitality Guide」を制作し、利用者のサービス向上や各ショップとの緊密な連携にも取り組んでいくという。
商業施設概要は下記の通り。
【施設名称】「STELLAR＠TE2」
【運営会社】Stellar SG-JP Retail Private Limited
※JR東日本100％子会社のシンガポール現地法人・JR東日本東南アジア事業開発、公共交通事業者SMRT Corporationの子会社Stellar Lifestyle Pte.Ltd.、シンガポール最大のスーパーマーケットリテーラーNTUC Fairprice Co-operative Ltd.の子会社Alphaplus Investments Pte.Ltd.の３社がエキナカ運営の合弁会社として2019年９月設立。
【 所在地 】シンガポール トムソン・イーストコースト線 ウッドランズ駅
【 面積 】約1,560㎡（本線区全体での総貸付面積は約4,000㎡）
【 店舗数 】計16店舗（2022年７月１日時点。2022年中の全面開業を予定）