シンガポール政府観光局(STB)は2019年5月29日、世界最大のコンピュータ及びビデオゲームフェスティバル『gamescom』初のアジア版『gamescom asia』を2020年10月15日〜18日シンガポールで開催すると発表した。
会場はサンテックで、15・16日のゲーム業界カンファレンスと、16~18日のeスポーツイベント、新興ビデオゲーム技術、コスプレ演劇などを含む商談会・一般向け展示会で構成し、約3万人の来場者を見込む。
STBのチーフエグゼクティブKeith Tan氏は「STBは2年前に(展示会運営事業者の)ケルンメッセとシンガポールで『gamescom』のアジア版を開発するための議論を始めた。情報通信メディア開発庁(IMDA)、シンガポール企業庁(ESG)、ゲーム開発者、国内のゲームやeスポーツイベントの主催者など、さまざまな関係者と数多くの議論もした。『gamescom asia』開催はイベントカレンダーに活気を与えることとは別に、国内デジタルメディア産業を支援するため、シンガポールをデジタル及びゲームコンテンツの開発と商品化のための基地と位置付けることを目指している」と述べた。
ドイツゲーム産業協会が主催する『gamescom』は2009年からドイツ西部ケルンで毎年開催されており、30万人以上が来場するという。