シンガポールに本社を置くテクノロジーベンチャー企業Lark Technologies Pte.Ltd.は2020年7月14日、同社が提供するビデオ会議機能などを備えたコラボレーションツール「LARK」が新潟医療技術専門学校(看護学科)に採用されたと発表した。
同校教員は「新型コロナウイルス感染拡大の状況下、医療系教育の中でも特にカリキュラムが過密であり、講義だけでなく病院での実習が必須である看護学科にとって休校措置を取るということは避けたい選択だった。そこで、遠隔での授業を開始するためLARK導入を決めた。ツールの使用に特別な知識は不要だが、専門学校の場合は非常勤講師が多いため、使用開始までに約2週間かけて運用のための説明や時間割調整を行った」と導入までの経緯を説明し、具体的には「少人数でのグループワークでビデオ会議機能を頻繁に利用している」としたうえで、今後について「より多くの授業や分野で活用したり、これまでなかった他校との連携や交流など新しい授業のあり方も考えていきたい」とコメントした。