シンガポールに本社を置くテクノロジーベンチャー企業Lark Technologies Pte.Ltd.は2020年6月9日、同社が提供するビデオ会議機能などを備えたコラボレーションツール「LARK」が藤枝明誠中学校・高等学校(私立中高一貫・静岡県藤枝市)に採用されたと発表した。
同校では、一斉休校により急遽オンライン授業を実施することになったなかで、同校教諭は「全国一斉休校開始時にデジタル化が進んでいない教育現場は多く、本校も同様にWifi環境が整っていないという理由からリアルタイムの授業が出来ないという問題があった。また、学校側にITに詳しい専門家がおらず、授業を遠隔で行うための知識が乏しいことにも不安があった。教育現場では先生と生徒、あるいは生徒同士のコミュニケーションの管理を適切に行う必要があり、遠隔授業の中で一般的に利用されているチャットやSNSなどの使用には非常に不安があったが、LARKは他サービスに比べてビジネスツールとしての機能が多く、ドキュメントの閲覧や編集など権限の管理も簡単にできるため、教育現場でも信頼して使用できると感じ導入に至った」と話している。
同社広報担当者は「Larkは全ての機能を無料で提供している。現在の日本全体でのLARK導入校数は非公表」としている。
Lark Technologies Pte.Ltd.の概要は下記の通り。
【本社所在地】201 HENDERSON ROAD #06-22 APEX@HENDERSON Singapore 159545
【 代表者 】David Xie
【 設立年月 】2016年
【 資本金 】非公開