東京電力フュエル&パワーと中部電力の合弁企業JERAは2019年4月2日、グループ会社JERA Trading社(本社・シンガポール)の名称を1日付でJERA Global Markets社(JERAGM)に変更し、業務を開始したと発表した。
JERAとEDF Trading Limited(EDFT社)は2018年、スポットや短期のLNG(液化天然ガス)取引や輸送事業を、両社が出資するJERA Trading社に統合することで合意しており、予定通り事業統合が完了したことから社名を改めた。JERAGMへの出資比率は、JERA 66.67%、EDFT社 33.33%。
統合の結果、JERAGMはLNG・石炭・船舶市場で最適化事業を展開する世界最大規模の企業となった。今後は一元的にLNGバリューチェーン全体の高度化・効率化を追求する。