進出・出資・撤退

東京C、エンジニアリング・プラスチックのOPS社による台湾企業買収を支援

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東京センチュリーの連結子会社のTokyo Century Leasing(Singapore)Pte. Ltd.は、Omni-Plus System Limited(本社:シンガポール、OPS社)による台湾企業International Material Supplier Co.,Ltd(本社:台北市、IMS社)の買収に際し、OPS社および日本政策投資銀行(DBJ)との共同投資ストラクチャーを活用したファイナンス支援を行った。2024年6月6日発表した。

OPS社は、伊藤忠商事の持分法適用関連会社としてエンジニアリング・プラスチックの流通、開発、製造事業を展開している。シンガポール企業として初めて東京証券取引所に上場した。これまでTokyo Century Leasing(Singapore)社はOPS社に対して設備リースを提供してきたが、今般、エンジニアリング・プラスチック事業および顧客基盤のさらなる拡大を目指すOPS社がIMS社の買収を検討する中、Tokyo Century Leasing(Singapore)社とDBJと伊藤忠商事グループの連携によるファイナンス支援が実現したという。

共同投資ストラクチャーは、シンガポールに設立したSPV(特別目的会社)が発行する優先株をTokyo Century Leasing(Singapore)社とDBJが引き受けるとともに、普通株をOPS社が引き受け、SPVがIMS社の全株式を取得する。

Tokyo Century Leasing(Singapore)社にとって、優先株形態で買収資金のファイナンスを行うのは初めてという。

◇Omni-Plus System Limited
【本社所在地】994 BENDEMEER ROAD B-CENTRAL #01-03 Singapore 339943
【 代表者 】CEO Neo Puay Keong
【   設立  】2002年3月
【  事業内容 】エンジニアリング・プラスチックの流通、開発、製造事業
【 資本金 】26,074千米ドル(2024年3月31日現在)
【   上場  】東京証券取引所グロース市場
【   その他   】2017年に伊藤忠商事グループと資本業務提携

◇International Material Supplier Co., Ltd(丞翔國際股份有限公司)
【本社所在地】台北市104 中山北路2段46號3樓之3(國際經貿大樓)
【   代表者   】董事長 侯玳梁(Chairman DL Hou)※OPS社が任命する代表者に交代予定
【  設立 】2009年1月
【  事業内容 】IT、通信、家電業界向けプラスチック原材料販売および販売代理業
【   資本金   】210百万台湾ドル

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