日立製作所のアジア地域統括会社・日立アジア社とシンガポールのFrasers Property Limited(フレイザーズ・プロパティ)は、今後5年間でそれぞれ最大5,000万シンガポールドルを投資し、アジア太平洋地域における不動産産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を合同で推進していく覚書を締結した。2019年10月16日発表した。
日立は、日本・中国を除くアジア太平洋地域における不動産産業のDX関連の需要は、2025年までに820億米ドルにのぼると推計する。両社は覚書に基づき、フレイザーズ・プロパティが所有する不動産が持続的に価値を維持・向上するよう協創する。
不動産産業のDX加速を支援する。具体的には、まずシンガポール、タイ、豪州で事業機会の調査を行い、将来的には新たなサービスの共同開発や投資を行うとしている。