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コマツ・BMW、建設・鉱山機械の合弁販売代理店事業を東南ア4カ国にも拡大

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コマツは、完全子会社のKomatsu Holdings Malaysia Sdn.Bhd.(KHMS)を通じて運営しているマレーシア、シンガポール、ミャンマーおよびブルネイにおける建設・鉱山機械の販売代理店について、コマツのタイおよびカンボジアでの代理店事業を行うバンコク・モーター・ワークス(本社:タイ・バンコク、BMW)と共同経営するための契約を締結し、クロージング手続きを完了した。2025年11月5日発表した。

コマツとBMWは、タイでは2010年から、カンボジアでは2015年から合弁会社を通じて建設・鉱山機械の販売代理店を共同経営してきた。このたび、東南アジアにおける建設・鉱山機械事業の持続的な成長のため、マレーシア、シンガポール、ミャンマーおよびブルネイの販売代理店についても、コマツとBMWの合弁会社として共同経営することとした。BMWがマレーシア、シンガポール、ミャンマーおよびブルネイのKHMS子会社の株式60%を取得し、コマツの出資比率は40%となる。

コマツは、「各国での一貫したマーケティング活動やプロダクトサポートの強化を図るとともに、東南アジア全体での販売拡大と収益向上を目指す」としている。

なお、コマツの連結業績への影響は軽微という。

◇バンコク・モーター・ワークス
【本社】タイ・バンコク
【社長】プラニタン・ポーンプラパ

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