商船三井は、シンガポール最大規模の食品コールドチェーン物流会社で、商船三井グループが2024年に出資したアジア最大級の倉庫「8 Jalan Besut」を運営するCommonwealth Kokubu Logistics Pte.Ltd.（本社：シンガポール）に資本参画した。2025年12月16日発表した。
発表によると、Commonwealth Kokubu Logistics社は、「8 Jalan Besut」を含めシンガポール西部・ジュロン地区に位置する２つの多温度帯倉庫拠点を運営し、シンガポール国内の外食事業者や小売事業向けに保管・配送などの物流受託業務を行っている。ITシステムを活用した高密度・効率的な24時間体制の倉庫運営を実現し、配送も含めた物流サービスを提供している。今後はシンガポールの食品コールドチェーン物流事業で築いた事業基盤を活かし、東南アジア周辺国への事業展開も計画しているという。
商船三井は、Commonwealth Kokubu Logistics社へ非常勤役員１名の派遣を予定する。
◇Commonwealth Kokubu Logistics Pte.Ltd.
【 設立 】2018年
【 所在地 】シンガポール
【 所在地 】7 Buroh Lane #01-01, COMMONWEALTH CAPITAL BUILDING,
【株主構成（取引後）】Commonwealth Capital Pte.Ltd. 51％／国分グループ 34％／商船三井 15％
【 代表者 】Tan Chee Kiong（Daniel Tan）マネージングディレクター
【事業内容】食品コールドチェーン物流事業（保管、配送、通関、在庫管理等）