進出・出資・撤退

コマツ、UKHE社を完全子会社化、東南ア等の建設・鉱山機械事業の成長目指す

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コマツは2024年8月23日、UMW Corporation Sdn.Bhd.(UMW社)の子会社でコマツの持分法適用会社のUMW Komatsu Heavy Equipment Sdn.Bhd.(UKHE社)について、UMW社が保有するUKHE社の株式の全てを取得しUKHE社を完全子会社化することを決めた。取得価額は非開示。株式譲渡実行日は2024年10月を予定する。

コマツは、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、ブルネイ及びパプアニューギニア地域における建設・鉱山機械市場での競争力を強化するため、2018年7月9日付でUMW社が74.0%、コマツが26.0%の株式をそれぞれ引き受けることにより、UKHE社を設立した。

また、コマツは、UKHE社のミャンマー、マレーシア、シンガポール、パプアニューギニアの各子会社との間で販売代理店契約を締結し、当該地域においてコマツ製建設・鉱山機械の販売及び関連サービスの提供を行ってきた。

今般、UMW社と協議を行った結果、今後のコマツ及びUKHE社の東南アジア及びパプアニューギニア地域における建設・鉱山機械事業の持続的な成長の観点から、UMW社が保有するUKHE社の発行済株式の全てを取得し、UKHE社を完全子会社化することが望ましいとの結論に至ったという。

コマツの担当者はシンガポール新聞の取材に対し「社名は当面維持する予定だ。代表者は変更せず、買収後も現体制を維持する予定だが、最適な体制を検討していく」と答えた。

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