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共栄タンカー、26年3月期中間期・通期業績予想を修正、当期純利益2億円に

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共栄タンカーは2025年8月1日、5月9日に公表した2026年3月期第2四半期(中間期)累計連結業績予想及び通期連結業績予想を修正すると発表した。

2026年3月期第2四半期(中間期)累計連結業績予想に関しては、売上高を72億円から75億円に、営業利益を3億5千万円から7億円に、経常利益を1億円から4億5千万円に、親会社株主に帰属する中間純利益を18億円から3億5千万円に、修正した。

2026年3月期通期連結業績予想に関しては、売上高を142億円から145億円に、営業利益を7億5千万円から11億円に、経常利益を2億5千万円から6億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を19億円から2億円に、修正した。

共栄タンカーの連結子会社KYOEI TANKER SIGAPORE PTE.LTD.が所有する油送船“Challenge Procyon”は3月21日にメキシコで貨物の荷揚げを完了したが、現地当局から出港許可が下りず停泊を続けている。2026年3月期中の譲渡を見込んでいたが、現状、出港の見通しが立っていない。

共栄タンカーは、「“Challenge Procyon”がメキシコ航行時の貸船契約者から返船を受けていないという状況により、“Challenge Procyon”に対する収入が継続、結果として売上高は当初予測を上回る見込みとなった。一方で、当期中の譲渡を前提に当初見込んでいた船舶売却益(特別利益)を取下げ、さらに同件発生に伴って追加的に発生した費用や譲渡までに係る費用を特別損失として計上することを見込んでいる。この他、他船で入渠地の変更による修繕費の削減が見込まれており、これらをふまえた結果、営業利益、経常利益が増加、親会社株主に帰属する当期純利益が減少することから、前回発表の連結業績予想を修正した」と説明した。

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