日本郵船グループのNYK Bulkship(Asia)Pte.Ltd.(本社:シンガポール)は、JERAと、アンモニア輸送船2隻の定期傭船契約に係る基本条件合意書を締結した。2025年12月12日発表した。
同合意により、JERAがCF Industriesおよび三井物産とともに米国ルイジアナ州で最終投資決定済の低炭素アンモニアの製造プロジェクト『Blue Pointプロジェクト』で製造する低炭素アンモニアをJERAの碧南火力発電所(愛知県碧南市)へ輸送する計画を推進する。商用燃料アンモニアの日本向けの輸送は同計画が初となる見込みという。
アンモニアは、既存の肥料・化学品用途に加えて、燃焼時にCO2を排出しない次世代のクリーンエネルギーとして、船舶燃料をはじめとする多様な用途での活用が期待されている。