気候変動(低・脱炭素) 進出・出資・撤退

丸紅、Senoko Energy社株式を日系3社から取得、持分比率30%から50%に

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丸紅は、シンガポールで発電事業を行うSenoko Energy Pte.Ltd.の持株会社であるLion Power (2008) Pte.Ltd.の九州電力、関西電力、国際協力銀行の3社が保有していた株式を取得した。丸紅のSenoko Energy社への持分比率は30%から50%となった。2025年6月25日発表した。

丸紅はこれまで、Lion Power (2008) 社の株式を九州電力、関西電力、国際協力銀行の3社と共同で保有してきたが、今後は既に50%の株式を保有するSembcorp Utilities Pte LtdとともにSenoko Energy社を運営していく。

シンガポールは経済成長や人口増加に加え、半導体関連工場やデータセンターの誘致を含む各種政策により、今後電力需要が堅調に推移すると見られている。Senoko Energy社は、シンガポール最大規模で、国内の約20%に相当する2.6GWの発電容量を持つ。

◇Senoko Energy Pte.Ltd.
【  所在地 】シンガポール
【 設立 】1995年 (発電所としては1977年より運営)
【  代表者 】Jothilingam Thiraviam (President & CEO)
【 株主 】追加買収前:丸紅30%、他日系株主20%、Sembcorp50%
      追加買収後:丸紅50%、Sembcorp50%
【事業内容】主にガス火力電源を保有の上、発電・電力卸売・小売事業を行う

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