三菱UFJフィナンシャル・グループは2019年7月1日、グローバル・アドバイザリーボード新委員にジョージ・ヤオ氏(元シンガポール外相)を選任したと発表した。
ヤオ氏は23年間のシンガポール政府・官僚経験の間、情報芸術相(1990〜1999 年)、保健相(1994〜1997年)、貿易産業相(1999〜2004 年)、外相(2004〜2011年)など要職を歴任。 政界引退後、実業界に転じ、2012〜2019年にはマレーシア・香港・シンガポールに三大拠点を置くマレーシア大手財閥Kuok Group傘下の国際物流企業Kerry Logistics Network社の会長を務めた。現在は、Kerry Logistics Network社のシニアアドバイザーに就いている。
MUFGは、「アジアのビジネス情勢・地政学に精通するヤオ氏の提言・助言をグループ経営に積極的に活かし、ガバナンス態勢や事業戦略の強化に取り組む」としている。