リクルートライフスタイルの海外旅行調査研究機関エイビーロード・リサーチ・センターは2019年7月2日、2018年に海外旅行をした18歳以上の日本人男女を対象に実施した海外旅行先のスポーツ・体験型アクティビティの満足度に関する調査結果を発表した。
直近の旅行先のスポーツ・体験型アクティビティについて「期待通りだった」「期待していなかったが、行ってみたら良かった」の合計値を満足度として集計したもので、前年はランク外だったシンガポールが首位に躍り出た。
同社によると、シンガポールは前年に比べ女性比率(30~40代)とリピーター比率が上昇するとともに、ファミリー・友達旅行と海外旅行経験が豊富な人が増加しているといい、「観光重視というよりは、流行に敏感でアクティビティ重視の傾向が強まっている。2011年のマリーナ・ベイサンズのCM以来、シンガポールは若者にも人気観光地として定番になり、新規観光客の獲得が進んだ。層の厚い先進的なレジャーやアクティビティの存在の認知が広がり、シンガポールのセールスポイントとターゲットとしている旅行者層が合致してきている」と分析している。
同センター研究員は「2019年4月には新施設『ジュエル・チャンギ・エアポート』もオープンして、ますます注目が集まっている」としている。