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SOMPO HD、シンガポールの地域統括会社が「労災リスク調査サービス」開始

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SOMPOホールディングスは2019年7月1日、シンガポールのアジア太平洋地域統括会社Sompo Holdings(Asia)Pte.Ltd.が同日、日系企業の工場を対象とする労災リスクに関する新サービスの提供を開始すると発表した。

シンガポール当局の統計によると、工場内の工作機械などの作業中に従業員が負傷する確率は、火災事故等に比べて極めて高く、企業は従業員が作業中に負傷すると労働力不足や損害賠償金等の発生により事業継続に支障をきたすケースが少なくないという。

工場内の潜在的なリスク評価サービスは、これまで主に火災リスクを対象としてきたが、新サービスでは、工場内の機械設備稼動時の作業リスクを第三者の視点から調査し、稼働状況や安全対策を確認した後、企業の労災リスクの軽減や安全性向上のための改善項目(安全カバーの設置、防護具の装着、自動停止装置の設置など)を提案する。

サービス料金は1,000Sドル(約8万円)で、現地での調査時間は半日を想定する。

また、Sompo Holdings(Asia)Pte.Ltd.は、人為的ミスや管理不良、労働環境などの要因に対する評価サービスもあわせて提供する。

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