クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は2019年6月25日、シンガポールのオンラインマーケティングベンチャーClozette Pte.Ltd.(クローゼット社)プラットフォームに日本商品情報に特化したセクション“Cool Japan Ecosystem”のローンチを記念して、マリーナベイ地区のバーでパーティーを開催した。
パーティーでは筆やタオルなどの美容関連商品や、調理器具やグラス、弁当箱なども展示され、来場者は興味深げに見入っていた。
クールジャパン機構の広報担当者によると、「(クローゼット社の)現在のクライアントは300以上で、今回新たにスタートしたクールジャパン事業などによりさらなる増加を見込んでいる」という。
挨拶したクローゼット社のロジャー・ユウェン創立者・CEOは、2009年同社設立以降のシェア拡大の歩みを紹介したうえで、「旅行」「ライフスタイル」「美容」などのキーワードを挙げ、「シンガポール、インドネシアはもちろんのこと、東南アジアでこれまで以上に多くの種類の日本商品が歓迎されることになる」と販売に自信を見せた。
クールジャパン機構の加藤有治・専務取締役COO兼CIOは、「クローゼット社とは価値と目標を共有している。“Cool Japan Ecosystem”を通じて、高品質の日本商品が東南アジア各地の消費者に届くことを期待している」と述べた。
パーティーには、クライアント(見込み含む)をはじめ、メディア、日本政府関連機関(日本国大使館、ジェトロ、クレア等)など関係者約200人が出席した。